2019/01/05
「年頭に思う」<420>
2019年の亥年、明けましておめでとうございます。
本年もブログ「遊魚動緑」をよろしくお願い申し上げます。
本年は10月1日より消費税・地方消費税の2%増税と軽減税率の導入が始まります。
同時に、仕入税額控除は帳簿及び区分記載請求書等の保存が要件になります。
さらに4年後の2023年10月からは、すべての企業に仕入税額控除を受けるために適格請求書(いわゆるインボイス)の交付義務と写しの保存義務が課せられます。
税理士業界にとっては2段階の請求書対応に追われる忙しい年になります。
事務処理に労力がかかるのは目に見えていますが、さらに働き方改革により勤務時間が制約されます。
「時間効率と生産性」が命題です。
本年は平成の時代が四月で終わり、五月より新しい元号に変わります。
カレンダーは10連休ですが、日本は資源が少ない輸出国なのに、ましてや中小零細企業はそんなに休んで大丈夫なのかなと思ってしまいます。
「働かざる者、食うべからず」なんていう言葉は古いとしても、「休むために働く」という欧米化した勤労感になったんでしょうか。
私は22日で76歳になります。
いよいよ喜寿の仲間入りです。
「成功とは、健康・家庭・教養・精神・経済・社会の六要素を出来るだけバランス良く大きくする過程を言う」と学びましたが、後期高齢者になって一番難しいのは健康だと思う。
心身ともに健康でありたいと願っています。
来年の2020年夏には東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。
本年が平穏な年になりますよう祈念いたします。
写真…門松(1/3・梅の花)
今年も宜しく御願い申し上げます。
「時間効率と生産性」の言葉は響きます。私は仕事への俊敏性が無く、いつも深く考えているうちに時間ばかりかかっている自分が情けないのですが、裏腹に、早いと中身の薄い仕事内容になるのではないかということとの葛藤があります。‘内容濃く、しかもテキパキと’と、年頭に上司からご指導を賜ったようで、気持ちにハリが出ました。頑張ります。