2019/12/15
「石垣島のITオフィスを見学」<454>
6~8日に、MMPGのレジェンドMと東京会が共催する行事に参加した。
6日は、セブンセンスグループ石垣島支店を見学させていただいた。
セブンセンスグループ(小長谷康代表、飯田昭夫会長)は、先月の11月1日にアイクスグループと東京税経センターグループが統合して発足した。
静岡に2オフィス、東京4オフィス、千葉に2オフィス、山陰と石垣島に拠点オフィスがある。
セブンセンスとは五感プラス六感の他にユーモアをプラスして七感としている。
ユーモアは、愉快で幸せな生活をすごせるとの主旨。
「フィロソフィー(経営理念)」
革新的でユーモア溢れる自由な発想を原動力とし、プロフェッショナルとしての仕事を通じて、グローバルなビジネス社会の進展に、寄与する。
「ミッション(社会的使命)」
1、お客様から最高に信頼される相談相手となること。
2、全従業員の物心両面の幸せを追求すること。
「コアバリュー(価値観、行動指針)」
1、常に夢と若さを保ち、ユーモアの精神を忘れない。
2、お客様のニーズを基本とし、積極的に行動を起こす。
3、自己限定せず、ハーフ革命(現在の業務を半分の時間で)に挑戦する。
4、社会正義に貢献し、正しい倫理的価値観を持つ。
5、最新の情報を武器とし、質の高い価値を提供し続ける。
6、個性を尊重し、コミュニケーションを大切にする。
7、今日を変え、明日を変え、未来を変える。
セブンセンスグループは統合前のアイクス税理士法人時代の12年前から業務の製販分離を導入している。
- 製販分離導入の理由
巡回監査と担当制の限界。
作業(製造)を分離して時代の変化に対応するコンサルティング(販売)に集中する体制づくり。
作業はインターネットで石垣島オフィスやテレワーク在宅勤務者に任せている。
製販分離は、同時進行できリードタイムを短縮できる。
またIT化の前提として、ペーパーレスとペーパーストックレス(紙での在庫なし)を実現した発想と実行力が素晴らしい。
補助ツールソフトに「docuWorks 」、「FileMaker 」「RPA 」などを初めて知った。
また、スタッフの業務効率評価も標準処理時間と実績処理時間の割合×業務ランクをITで行われている。
税理士業界の最先端IT化実例を見学したが、これまでに十数年の積み重ねがあって現在あることを忘れてはいけない。
7~8日は石垣島から離島定期船で30分、小浜島の小浜島カントリークラブへ。
日本最西端と最南端のティーがある。
小浜島は西表島に近くにあり、島には野生の孔雀やハブが生息している。
天候は初日強風雨で、二日目は晴れたが、気温が低く長袖でプレイできた。
写真・・小浜島カントリークラブにて。石垣島港埠頭の元プロボクサー具志堅用高の像と定期船案内板。
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