2020/07/05
「第45期・碁聖戦」<474>
囲碁七大タイトルの一つ「碁聖戦」、五番勝負の初戦が7月18日に金沢市で開催される。
前期にタイトルを奪取した羽根直樹碁聖に対し、6月29日の挑戦者決定戦で張挧阿含・桐山杯を破った一力遼竜星が挑戦する。
現在、七大タイトルのうち井山裕太三冠(棋聖、本因坊、天元)と芝野虎丸三冠(名人、王座、十段)の二人が六冠保持しており、残り一つの碁聖タイトルのゆくえが注目される。
私所有の碁盤は、2016年7月に金沢で開催された碁聖戦(井山・村川戦)から提供し、本年で五回目となる。
碁盤は2016年6月に大阪の井上碁盤店で佃亜紀子五段と佃優子石心席主に立ち会っていただいて購入し、8月のタイトル戦で井山碁聖から「七冠・井山裕太」と碁盤に揮毫していただいた思い出深い碁盤である
2017年は井山碁聖が金沢開催前に防衛してしまった為、「北國囲碁まつり」として開催され井山碁聖の指導対局に碁盤を提供している。
2018年は井山碁聖が許家元九段に奪取され、2019年は許碁聖が羽根九段に奪取されている。
今年の碁聖戦は新型コロナウイルスの影響を受けて、前夜祭や大盤解説会は見送られる。
北國新聞会館での熱戦を期待したい。
写真
1、北國新聞朝刊(6/29)。
2、国民栄誉賞を受賞した井山裕太七冠と(2018・6)。
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