2020/08/15
「顔真流、松井師範追悼書道展」<478>
顔真流書道の創始者である松井良憲氏と私は桜丘高校の同級生。
昨年3月に逝去された。
書道生徒の塩山徳宏さん(顔真流初伝)が、松井氏と二年前にオリンピックの時期に野町の今川酢造ギャラリーを予約していた。
松井氏の逝去によりキャンセルしようとしたら、ギャラリー店主の今川酢造店主から「せっかくだから予定どおりやられたらどうですか」と温かい言葉を頂いたとのことで開催される。
塩山さんは岳ニ代表と知り合いとのこと。
塩山さんの企画で有志9名により展示された。
YOUTUBEで松井師範の書道映像がアップされていた。
顔真流は平成16年3月に松井氏が立ち上げた新流派。
顔真流とは、中国唐時代の書家で顔真卿(がんしんけい:709~785)の剛直な書風に憧れて命名された流派だ。
私は8日に展示会場に電話し、今川酢造店主にご案内いただいて訪れた。
作品の「遊魚動緑荷」(坂本龍馬)は、私のブログ名「遊魚動緑」に引用させていただいた言葉である。
松井氏の顔真流創始に際して、代表発起人を頼まれ引き受けたのは巡り合わせである。
松井良憲氏は顔真流書道を基本理念「真心と感謝」を掲げて活躍した。
追悼の書道展を彼も天国から見ていることだろう。
写真・・・追悼書道展。
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