2020/09/15
「第27回北陸能面展」<481>
10日、しいのき迎賓館で開催された表題の展覧会を観賞する。
祐門会代表の後藤祐自氏、後藤尚志氏の他、能楽堂別館教室の9氏、小立野教室の15氏、小松教室の7氏が1年間にわたって製作された作品が出展されていた。
挨拶状には…
「日本の造形美術の隠れた世界ともいえる能面の不思議な魅力にひきよせられて、個々の様式をもとにとはいえ、少しでも真実の美を垣間見ようと努力する真摯な姿勢は、必ずや作品に心を通わせ、観る人々に感動を覚まさせてくれると信じて、これからも温かく人々の「輪と和」を大切に、世俗に流されることなく精進を続けて、いきたいと思っています。」
知人の作品を観賞させていただく。
松平敦實氏「切通し姥」
森榮一氏 「増女」
会場で解説していただいた藤田氏(英文学者とのこと)は能楽にも詳しい方で楽しいお話をたくさんお聞かせいただいた。
幽玄の世界に暫しまどろむ。
写真…北陸能面展で後藤祐自代表の作品と、松平敦實氏と森榮一氏の作品。
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