2020/09/25
「認知機能検査」<482>
来年1月に迎える78歳を控え17日に自動車免許更新時の認知機能検査を受けた。
三年前の更新時には75歳を控え初めて認知機能検査を受けた。
その時は71点で、75点以下の「記憶力・判断力が少し低くなっています」との結果が出て、高齢だからそんなものかぐらいの感覚だった。
しかし、周りの方々は皆さん高得点だと知りこれはまずいと思う。
今回は検査を経験された方から有難いアドバイスをいただき自分なりに対策した結果、何とかクリアし「記憶力・判断力に心配ありません」との判定結果が出た。
前回との違いは高齢者講習時間が1時間短く2時間に、また手数料も2,850円安い5,850円と差が歴然とある。
その経験で分かったのは、記憶力と判断力は日常の努力がものを言うことだった。
点数が49点未満(48点以下)の「記憶力・判断力が低くなっています」だと専門医の診断により認知症と診断されたら免許証の停止・取り消しとなる。
健常者と認知症の中間の段階に当たる「軽度認知障害(MCI)」は、厚生労働省の推計では、2012年時点で65歳以上の高齢者のうち約462万人が認知症で、認知症予備軍であるMCIも約400万人に上るという。
MCIの半数が回復可能なので、本人や家族、医療者が一緒に、早急発見や進行阻止に取り組むことが大切だとのこと。
MCIは物忘れなどの訴えがあるものの日常生活への生活への影響はほとんどない状態を指す。
しかし、MCIを放置すると1年間に10~15%の人が認知症に移行するとされている。
MCIの段階では日常的な努力を続けることによって認知症への進行を遅らせることができるという。
また、適切な医療をすれば半数が回復するとしている。
2025年には認知症を有しない要介護は281万人、認知症を有する要介護は516万人となる予測である。
5人に1人にあたる20%が認知症になる推計。
2019年統計によると、全人口の28.4%が65歳以上の高齢者で、最近では100歳以上は8万人に達して、そのうち女性が88%
を占めている。
そのため、女性の認知患者数は男性より多い。
認知症にならないため、日々、頭と身体を動かして備えるしかない。
写真・・・彼岸の墓参り(9/22、秋分の日)。
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