2020/10/26
「大腸の内視鏡検査」<485>
この数年、人間ドック2日コースを受診しているが今年は新型コロナウイルスの感染予防のため消化器検査がコースから外れ今年の人間ドックは日帰り1日コースとなった。
人間ドックの診断医師が消化器内科医だったので、お願いして別途に外来診療を受けることが出来た。
大腸内視鏡検査を受けるには、大腸を洗浄するために「モビプレップ」という下剤と水を飲む必要があり、これがなかなか辛い。
15分間隔のペースで三時間、1500ミリリットルのモビプレップと750ミリリットルの水を服用する。
内視鏡検査では希望により鎮痛剤を打つが、打つと車を運転しては帰れない。
私は打たなかったが内視鏡を挿入している間は結構、体に負担がかかる。
ポリープが見つかると切除してもらえる。
ポリープは今回は無く幸いだった。
受診中に大腸内を画面で見ることができ人体の神秘を感じる。
憩室という箇所もあり、そこから炎症が起きることもあるそうだ。
2018年の統計で大腸癌は、男性は11人に1人、女性は13人1人が発症している。
女性の大腸癌死亡率は1位である。
大腸は水分を吸収し便を造る大切な臓器だ。
機会を見て大腸の内視鏡検査をお薦めする。
写真・・・内視鏡検査室に掲げられていた看護師さんの書いた標語。
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