2020/11/25
「知足(足るを知る)」<488>
2018年3月から体力をつけるためフィットネスジムに週一ペースで通っている。
コロナで今年3月~6月の4か月間休んだ。
「知足」の言葉は9日にフィットネスジムの「パワーヨガ」プログラムで高見結実インストラクターが解説された。
ヨガは身体だけでなく、心も整えるスポーツだからである。
「足るを知る」とは中国思想家・老子の言葉である。
足るを知る人こそメンタルが最強で、人間は欲望を追求すれば切りがない。
まだ足らない、もっと欲しいと満たされない思いばかりを持って生きていては幸福感を感じることは出来ない。
目標を持つ一方で、現状でも十分足りている状況を認識して、それに感謝することが出来れば精神が安定する。
安定した精神は、幸福感をもたらすばかりでなく、人生を破滅から追いやるような罠から身を守り簡単にぶれたり乱されるようなことは無い。
仏教用語に「少欲知足」という言葉がある。
「人を知る者は智、自ら知る者は明なり。人に勝つ者は力あり、自ら勝つ者は強し」
満足を知る人は人間が豊かである。
努力する人は志が有る。
道の本質を見失わない人は長く安泰であり、死んでも道の精神を失わない人が真の長寿である。
心身の健康の大切さをつくづく感じる。
写真・・・
1.フィットネスジムで「パワーヨガ」の高見結実インストラクターと。
2. 22日~23日、いしかわ子供センターで「碁コングレスin金沢開催記念大会」開催。
記念対局は斉藤正八段と林田夕夏金沢大学囲碁部主将、大盤解説は滝口九段と聞き手佃亜紀子五段。
パワーヨガを4年半続けておらるとのこと、「ヨガは身体だけでなく心も整えるスポーツ」と知りました。「足るを知る」ーー若い頃、京都・石庭で有名な竜安寺の茶室入口ののつくばいに石の真ん中を口に堀り「吾唯足知」の四文字をみて解説を聞きながらなるほどと思った経験があります。ブログを拝見して歳を重ねた今だからこそ大切な深い意味、味わいある人生とは何かを改めて気付かせていただきました。私も「心身の健康の大切さ」を噛みしめて貴重な一日一日を過ごして参ります。