2021/03/05
「東洋医学、ホントのチカラ」<498>
2月27日のNHKで表題番組が放映されたので興味をもって視聴した。
以下に要点を記述します。
東洋医学の中で特に漢方薬、鍼灸(しんきゅう)、瞑想を取り上げている。
●漢方薬
胃腸 舌診 人参養栄湯
●漢方薬のグループ
1、瀉剤(しゃざい)…体の余分なものを取り除く
2、補剤(ほざい)…足りないものを補う
3、和解剤(わげざい)…体の状態を調整する
●代表的な補剤(疲労倦怠)
1、補中益気湯…食欲不振
2、十全大補湯…免疫細胞が活性化と抑制
3、人参養栄湯…呼吸器(せき・息切れ)
●アンチエイジング効果
十全大補湯が老化を抑制(分子生理学)
西太后 中国・清の皇帝妃 1835年生まれ 72歳没(当時としては長寿)
●鍼灸
ツボ 361の反応点ある
心に効くツボ 足にある…パニック症候群を治す
西洋医学との併用治療
●太極拳
呼吸法 深い呼吸
健康長寿…免疫反応ワクチン効果(24%増)
ゆっくりとした呼吸としなやかな動きが体に良い
太極拳の達人…呼吸が普段一分間に7回、太極拳すると4回になる
普通の人は17回
緊張が緩んで柔らかな呼吸になる
●脳の麻痺
リハビリ→鍼灸治療
足三里や風池のツボ
脳に刺激 痛みの感覚を正常に戻す
●瞑想
集中力アップ ストレスケア
マインドフルネス→脳の働きを改善
素直に呼吸を感じる
雑念が浮かんだら意識を呼吸に戻す
ヨーガセラピーと通ずる
●アーユルヴェーダ(乾布摩擦)
インド伝統医学
ガルシャナ(絹布で摩擦)
血管やリンバを刺激
就寝前の乾布摩擦→睡眠が改善
認知機能の改善
注意力の改善→脳の血流アップ
●HP
東洋医学のセルフケア
www.nhk.or.jp/kenko/special/toyo/sp_1.html
コロナに負けない心と体をつくるため、東洋医学で健康長寿を得られればそれにこしたことはない。
写真・・・2/14、囲碁道場・白山クラブの高林共平師範からいただいた「雲南サクラソウ」。
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