2021/03/15
「マイナンバーカード」<499>
2015年(平成27年)10月に金沢市役所から「マイナンバー(個人番号)のお知らせ、個人番号カード交付申請のご案内」を受け取っていた。
その中に「メリットいっぱい個人番号カード」と題した説明があった。
1、マイナンバーを証明する書面として利用。
2、本人確認の際の身分証明書として利用。
金融機関における口座開設、パスポートの新規発給などに。
3、各種行政手続のオンライン申請などに利用。
マイナポータル(行政オンラインサービス)へログインして。
4、各種民間のオンライン取引などに利用。
オンラインバンキングなどのオンライン取引など。
5、コンビニなどで住民票や印鑑登録証明書を取得できる。
6、健康保険証としての利用を予定。
案内をいただいたときには、特にこれらメリットの必要性を感じなかった。
2020年、一人あたり10万円の特別定額給付金を給付されたときは、マイナンバーカードは本人確認書類として利用されたが、運転免許証、旅券、健康保険証、キャッシュカード、クレジットカードなどで代用できたので不便はなかった。
カードに金融機関口座を登録しすれば、早く給付されるとの要望があったが個人情報の捕捉や情報漏洩の恐れが危惧され実現されていない。
最近、総務省はデジタル化の一環としてマイナンバーカードの普及に力をいれている。
新たなメリットとして。
1、行政機関同士が専用のネットワークにより添付書類の省略が実現。
2、e-Tax(国税電子申告・納税システム)などの電子申請ができる。
3、2021年3月(予定)から健康保険証として利用できる。
4、2024年度末(予定)から運転免許証との一体化。
5、マイナポータル(政府が運営するオンラインサービス)にアクセスして情報をチェックしたり行政手続きがオンラインでできる。
6、2021年3月(予定)から特定健診情報を確認できる。
7、2021年10月(予定)から薬剤情報や医療費情報を確認できる。
8、2021年分所得税の確定申告(予定)からマイナポータルを通じて2021年9月分以降の医療費情報が自動入力できるようになる。
9、2021年3月までにマイナンバーカードを申請すれば、上限5,000円分のポイントがもらえる。
ただし、マイナポイントを申込みして決済サービスを利用する必要がある。
マイナンバーカードは2020年3月現在、人口に対する交付枚数率が全国15.5%、石川県12%にとどまっている。
私は案内から5年半経過した本年3月にカードの申請をした。
写真・・・金沢カントリー倶楽部の桜(3/12)
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