2021/08/05
「東京2020オリ・パラの祭典」<513>
7月23日~8月8日、近代五輪124年の歴史で初めてコロナ禍で一年延期になった第32回東京オリンピック競技大会がほとんど無観客での開幕となった。
(33競技、339種目)
(参加国205、選手数11,092人)
1964年開催の第18回東京オリンピックから57年振り2回目である。
1940年にも東京開催を予定していたが、日中戦争の勃発で実施を返上している。
2021年なのに「TOKYO2020」の表示が新型コロナウイルスを象徴している。
無観客で歓声は無いものの、会場のさまざまな音が映えて迫力がある。
テレビ観戦でもアスリートの熱気と極限のドラマが伝わってくる。
私は若い時にバドミントンをしていたので特に応援していた。
男子シングルスの桃田賢斗選手と常山幹太選手、男子ダブルスの遠藤大由・渡辺勇大と園田啓悟・嘉村健士、女子シングルスの奥原希望と山口茜、女子ダブルスの福島由妃・広田彩花ペアと永原和可那・松本麻佑ペアは残念ながらメダル獲得はならなかった。
しかし、混合ダブルスの渡辺勇大・東野有紗ペアは銅メダルを獲得した。
日本の金メダル数は1964年の東京大会と2004年のアテネ大会の16個を超えて史上最多になった。
(最終結果 金27、銀14、銅17) 「石川県勢 金 レスリング女子、62キロ級川井友香子(津幡町出身23歳)、57キロ級川井梨沙子(津幡町出身26歳)
銀 バスケット女子、赤穂ひまわり(七尾市出身22歳)」
最終、金メダル27個の種目は、スケートボード男子ストリート、女子ストリート、女子パーク、フェンシング男子エペ団体、女子ボクシング、男子レスリング、女子レスリング4、体操男子個人総合、男子種目別鉄棒、卓球混合ダブルス、柔道男子5、柔道女子4、空手男子形、水泳個人メドレー2、野球(男子)、ソフトボール(女子)。
開幕直前の7月21日時点で、新型コロナウイルスの感染がわずか10日余りで3倍に急増した。
デルタ株の広がりで新規感染者が1万人を超える日もあり、病床不足への懸念が強まっている。
日本では、3日まで累計96万人の感染者と1万5千人の死亡者となっている。
首都圏では2日から31日まで4回目の緊急事態宣言が適用され、金沢市でも同期間に2回目の「まん延防止等重点措置」が発出された。
何とかコロナが沈静化して、8月24日~9月5日に開幕のパラリンピックが開催され熱戦を楽しみたい。
写真
1、五輪閉会式(8/9北國新聞)
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