2021/11/15
「第49回衆議院議員総選挙の結果」<523>
投開票の翌日11月1日の朝刊各紙は1面タイトルで、「自民単独過半数、立民惨敗議席減」(読売)、
「自民伸びず過半数は維持、立憲後退、共闘生かせず」(朝日)、
「自民堅調安定多数、立憲伸びず維新躍進」(毎日)
などと、世の中の流れは保守的で大きな変化をあまり求めないことも鮮明になったようだ。
全465議席は自民は単独で233議席、公明党の32議席と自民追加公認を含めた与党は291議席となり、国会運営を主導できる絶対安定多数261を上回った。
立憲は14減の96、日本維新は11議席から41議席に伸ばし衆院第3党に躍進、共産党は2減の10、国民民主党は3増の11議席となった。
読売は
「岸田首相にとって、就任早々の衆院選は、ほろ苦さを伴う結果だった」として「来年の参院選に向けて聞く力だけでなく、行う力も問われる」。
毎日は
「勝者なしという民意」との見出しで「与党で絶対安定多数を維持し、戦術は奏功したものの、各地で守りの選挙を強いられ風は吹かなかった」と伝えている。
ただ、小選挙区で自民党の甘利幹事長が敗れたり、民主党代表を歴任した小沢一郎氏も選挙区で議席を確保できなかった(比例で復活)ほか、自民党幹事長も経験した石原伸晃氏も立憲民主党の新人に敗れるなど、知名度のある大物政治家の世代交代も目に付く今回の結果だった。
当選した議員の平均年齢は55.5歳(解散直前は59歳)で、前回より0.8歳増えた。
石川県内の3選挙区は1区の自民新人・小森卓郎氏が初陣を飾った。
前職の馳浩氏は次期石川県知事に立候補表明したため辞退し小森氏に交替した。
2区の自民前職・佐々木紀氏、3区の自民前職・西田昭二氏も議席を守り、自民が全勝した。
日本医業経営コンサルタント連盟が推薦し当選した三氏は次の方々。
国光あやの氏(茨城6区)
三ツ林裕巳氏(埼玉14区)
橋本岳氏(岡山4区)
これからも熱い支援をしていきたい。
来年、参議院議員の半数が4年の任期が満了し、2022年7月25日までに第26回参議院議員選挙が行われる予定。
私も岡田直樹参議院議員(現、参議院国会対策委員長)の4期目当選を期して頑張りたい。
写真・・・11月6日に後藤俊午九段から四子局指導碁。
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