2022/03/15
「石川県知事と金沢市長の選挙」<535>
谷本正憲知事が出馬せず、28年ぶりに新しい石川県知事を決める選挙は保守系3候補の激戦で、3月13日に投開票され当選したのは元文部科学相の馳浩氏だった。
有権者の投票率は61.82%に及び関心を呼んだ。
前回の知事選は39%だった。
保守系3氏の馳浩衆議院議員、山田修路参議院議員、山野之義金沢市長は公職を辞任しての立候補だった。
誰に票を入れたら良いのか迷う声が多かった。
金沢市長選挙は前副市長の村山卓氏が投票した。
知事選が2月24日告示で先行して始まっていたため、市長選の告示までは活動が制限され、新人5氏による選挙が7日告示で十分に認知されないまま1週間後の3月13日の知事選との同日投開票を迎える形になった。
谷本県政は旧自治省出身で役人の論理や流儀を超えることを良しとしない空気が流れていたと漏れ聞いた。
馳新石川県知事には役所の枠を超えた手腕に期待したい。
村山卓新金沢市長には歴史と伝統の重みがある金沢市政を願う。
県と金沢市のトップが同時に交代した。
馳新知事は政治歴が長いが行政歴な無いに等しく、村山新市長は行政歴は長いが政治歴はゼロである。
金沢市は、財政面を含めた県への依存度が小さく県との力関係は対等だという。
お互い補完し合って連携を深め石川県と金沢市を発展させて欲しい。
写真・・・石川県知事選挙と金沢市長選挙の北國新聞記事(3/14)。
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