2022/11/05
「一事が万事」<558>
「職場の教養」の10月2日(日曜日)号は「一事が万事」のタイトルで整理整頓の大切さを説いている。
「一事が万事」とは、「一つの物事から、他のすべてのことを推し量ること。
また、一つの小さな事柄の調子が他のすべての場合に現れる」という意味です。
日頃から整理整頓ができていないと、仕事の効率が悪くなり、すべてにつながってゆくから改善すべきである。
私が会社に行ったときには、職場の整理整頓の状況を見回ることにしている。
今は改善されてきているが、以前は、紙が床に散乱してたり、文房具や飲み物の缶が机上に残っていたりしていた。
机の引き出しまでは見ていないが乱雑さが懸念される。
事業計画書の47ページに、「いい仕事は環境整備と掃整時(掃除、整理整頓、時間厳守)から始まる」と記載されている。
人の悩みは、すべて身辺の乱雑から起こる。
物の乱れは心の乱れであり、心の乱れもまた物の乱れです。
物をきちんと整理すれば心もそれについて整ってくる。
悩みがあるときは身辺を整理してみると良い。
48ページには、3S(整理、整頓、清掃)について、「地域一番を目指し、3Sをすべての業務の基本とする。
毎日必ず実施し着実に進めてゆきます。」
と記載されている。
「整理」は捨て去る事である。
「整頓」は欲しいものがいつでも取り出せること。
「清掃」は心を磨くこと。
身辺が乱雑な人は、それに気づかないことが問題である。
整理・整頓・清掃もできぬ者が成績を上げていても表面協調者と言わざるを得ない。
47ページの「気づく人間になる」の七つの基本を熟読して実行されんことを願うものである。
写真・・・金沢マラソン(10/30)
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