2022/11/15
「趣味に関するアンケート調査」<559>
私は囲碁とゴルフを趣味にしている。
父親の趣味が囲碁、将棋、麻雀と多くその影響を受けたようだ。
マーケティングリサーチ会社「アスマーク」の2021年アンケート調査によると趣味の世界も変化している。
男性は2014年がスポーツ1強だったのに対し、2021年ではバラけ趣味が多様化していることがわかる。
また、ゲームを趣味に上げる人が増加し、コロナによる巣籠もり消費と昨今のゲームブームが牽引していることが考えられる。
2014年では圏外だったアニメや漫画を趣味とする人が倍以上に増加したことも特徴的。
趣味が多様化する一方、「趣味はない」と答える人が4倍以上になっており、無趣味もひとつのトレンドとなっていることがわかる。
2014年と2021年の7年間を比較して見ると。
(男性)
1位 スポーツ →ゲーム
2位 読書 →スポーツ
3位 パソコン・インターネット →読書
4位 旅行 →旅行
5位 音楽鑑賞 →パソコン・インターネット
(女性)
1位 読書 →読書
2位 旅行 →音楽鑑賞
3位 音楽鑑賞 →旅行
4位 料理 →グルメ
5位 ショッピング →テレビ・DVD
2014年から7年間で、男性の趣味は多様化する一方、女性の趣味に大きな変化は見られない。
趣味が多様化するに伴い、ニッチだった他人の趣味に対して受容する傾向が強まり、趣味によって他人の印象が左右されることが薄まりつつある。
「趣味がない」人も急増し、趣味自体への価値観が変化していることがわかる。
7年間で、多様化する情報による社会全体の意識変容・価値変容が見られる結果に。
社会の変化、テクノロジーの変化が意識変容・価値変容に繋がっているようだ。
総務省統計局の社会生活基本調査による行動者率は。
1、学習・自己啓発・訓練
36.9%
2、ボランティア活動 26.0%
3、スポーツ
68.8%
4、趣味・娯楽
87.0%
5、旅行・行楽
73.5%
趣味は生活を豊かにし、老後は生き甲斐に通じるものだと思う。
写真・・・白山カントリー倶楽部の紅葉(10/14)
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