2022/12/15
「下剋上捕手、里崎流思考術」<562>
12月7日、大同生命とTKCの共催で「企業防衛サミット2022」がマンダリン・オリエンタル東京で開催され出席する。
全国から73名が参集した。
大同生命は本年、創業120年を迎えた。
TKC全国会との業務提携は1974年7月で、私が1975年6月に税理士開業した1年前。
特別講演は表題のテーマで講師は里崎智也氏(野球解説者、千葉ロッテマリーンズスペシャルアドバイザー)。
講演骨子は以下のとおり。
・1976年徳島県生まれの里崎氏は鳴門工業高校→帝京大学→1998年ドラフト2位で千葉ロッテマリーンズ入団。
進路は弱いチームをあえて選び、出場機会を多くして力をつける思考。
・ロッテのボビー・バレンタイン監督(1995・2004~2009)の方針は「2塁打数を日本一多く」と唱い日本一になった。
ホームランや3塁打より具体的で2塁打2本で1点取れる。
・2塁打狙いだと1塁まで全力疾走する習慣がつく。
・結果が伴わなくても叱られないと、のびのびプレイ出来る。
ただし規律違反は厳罰。
・試合の無い日は休息日に。
・弱いチームは過去のこと、未来に向けて強くすれば良い。
・2005年(31年ぶり)、2010年には日本一を経験。
2006年の第1回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では正捕手として活躍し、WBCゴールドクラブ賞ベストナインにも選出された。
・2014年に現役引退して現在は野球解説者として活躍。
2015年から毎年著書を出版している。
モットーは、すぐ連絡つく、フットワーク良く、話し好き。
里崎氏の思考術は、強いところに所属していると競争相手多くレギュラーに出るチャンスは少ないが、弱いところを選択すればチャンスが多くなる。
処世術としてうなづける。
写真・・・
1、マンダリン・オリエンタル東京から富士山を望む(12/7)。
2、「兵馬俑と古代中国」展を上野の森美術館で鑑賞(12/8)。
この記事へのコメントを書く