2023/02/15
「囲碁史上最年少タイトル者、仲邑菫三段」<568>
やった、ついにやった。
仲邑菫(なかむらすみれ)三段が史上最年少、13歳11ヵ月(中学2年)でタイトルを奪取した。
第26期ドコモ杯女流棋聖戦三番勝負第3局が2023年2月6日に日本棋院東京本院で挑戦者の仲邑が上野愛咲美女流棋聖を大激戦の末破り、初の戴冠を果たした。
局後、「頑張っていれば、結果は出るのかなと思いました」と声が弾んだ。
藤沢里菜女流本因坊のもつ15歳9ヵ月の記録を抜く快挙だ。
平成21年3月生まれ、大阪府出身。
日本棋院東京本院所属、31年入段(英才特別採用)、令和4年三段。
仲邑信也九段は実父。
インタビューで「碁の勉強はやりたくないときもあるけど、やらないと差をつけられので仕方ありません。
今後の目標は世界で戦える棋士になることです。」
中学2年生がタイトルホルダーになった!。
2019年7月に金沢で開催された「ジャパン碁コングレス2019in金沢」で仲邑菫初段(10歳)が世界トップ級の女流棋士・ゼイノイ九段(中国)と対局したことが思い出される。
無口な少女だった。
当時、彼女は韓国へ修行に行っていた。
今後の活躍が楽しみだ。
写真・・・
1、仲邑菫三段最年少タイトル記事。
2、2019年7月12日「ジャパン碁コングレス2019in金沢」の記事、私の外国人との対局写真。
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