2023/02/25
「20回大会後の中国はどこに向かうのか」<569>
金沢経済同友会主催の講演会で、ジャーナリストの富坂聰氏の講演を聴講した。
以下、要点のみ列挙します。
・日本の反撃能力と敵基地攻撃能力の具備は抑止力になるのか疑問。
いつの時点でボタンを押すのか。
戦略的思考と外交努力が重要。
・情報収集能力と判断能力こそが大切。
・北朝鮮の核ミサイルは日本全土を破壊できる能力あり。
・我々は片寄った情報に囲まれている。
アメリカ側に立つ人気の中国情報。
コロナ中国発症説や台湾攻撃説。
・日本がミサイル要塞化したら中国と対立する。
中国敵視はアメリカに喜ばれるが日本の未来に良くない。
アメリカは直接で無く、日本を盾にする。
外国での戦争パターン。
・キッシンジャーの大国論。
1、エネルギーは国家を制す。
2、食糧は人類を制す。
3、通貨は世界を制す。
・習近平は平和的に台湾統一を目指している。
中国人は中国人と戦わない。
・中国の軍事演習は外部勢力(アメリカ)と戦うため。
・アメリカはウクライナへの武器供与を公共投資と考えている。
・台湾の国民世論は中国統一に賛否両論の乱高下。
習近平は台湾のバランス感覚に期待している。
・日本は中国のEV(電気自動車)を輸入することになる。
高速道路に太陽光パネル、走りながら充電。
・中国中心の「上海協力機構」が勢力を拡大するだろう。
インドやロシアは経済目的で加盟。
今後、中南米やサウジが。
(写真)
1、NPO日本海国際交流センター総会(16日)。
2、熱海の碁苦楽会で牛栄子プロ四段より四子指導碁(17日~19日)。
3、金沢経済同友会で富坂聰氏の講演会(21日)。
4、三年ぶりに伊勢神宮で七人の侍の会(22日~23日)。
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