2023/03/15
「脱マスクが個人判断に」<571>
3月13日より、マスクをつけるかどうかの判断は国や社会ではなく個人に委ねられた。
また、5月8日には季節性インフルエンザと同じ「5類」に移るが、科学的根拠より政治的判断で2か月早く「マスクの自由化」になった。
ニューヨーク州では2022年9月に公共交通機関でのマスク着用義務が解除されている。
私のメモによると
2019.12.9 中国武漢で新型コロナウィルス患者発生。
2020.1.16 日本コロナ感染始まる。
2020.1.24 WHOがコロナ宣言。
2020.4.7 日本政府が緊急事態宣言。
以来、3年余り第8波まで新型コロナウィルスに苦しめられ、生活が一変し経済も大打撃を被った。
しかし、まだウィルスが無くなったわけではない。
大型連休を境に感染が広がるとの予測もある。
そんな中、「脱マスク」に戸惑う人もいるだろう。
医療機関の受診や介護施設は引き続きマスクがいるし、高齢者や基礎疾患のある人が感染すると症状が重くなるリスクがある。
また、混雑した電車やバスでは着用を推奨される。
マスクは「せきエチケット」に有効だから携帯するのも良い。
ワクチン接種の公費負担は2024年3月まで1年延長され、23年度の接種は、5月~8月に高齢者と医療従事者、9月~12月はすべての人を対象に追加接種を行う。
その後はインフルエンザワクチンと同じように年1回の有料接種になるのではないか。
高齢者は重症化を防ぐため接種する必要があるだろう。
近年の老衰死亡増加は自粛による運動不足や社会的孤立が影響している。
コロナウィルスはもはや根絶されることはなく、姿を変えて人間社会と共存する状況になってきた。
医療体制の増強が進んでいないと言われる中、医療崩壊が起き治療が受けられない事態は避けねばならない。
国際社会ではマスクよりも空気感染を防ぐ換気や空気清浄機の活用に議論が移っているそうだ。
写真・・・北國新聞朝刊記事(15日)。
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