2023/05/15
「新型コロナ、5類に移行」<577>
5月8日に、3年余り続いた新型コロナウィルスは感染症対策で季節性インフルエンザと同じ5類となりました。
第8波(2022.10~2023.2)は感染者は9万人でコロナ発生からの累計感染者数の48%になっている。
第8波は今年1月をピークに減少し今は全国で9,000人/日に治まっている。
9日からは感染者数の全数発表が無くなりました。
今後は全国5,000医療機関から報告のデータを基に1週間ごとに発表される。
・新型コロナの現在地。
報告されただけの累計感染者数は世界で7億6,500万人、死者数690万人、日本では感染者数3,380万人、死者数7万5千人。
21世紀で最も大きな感染症被害だ。
日本では、
第1波(2020春ごろまで)の致死率5.34%。
ワクチンなどの効果で
第8波(2022.10~2023.2)の致死率0.23%。
インフルエンザの致死率は、60歳未満は0.01%、60歳以上は0.55%。
重症化率下がるもオミクロン株で感染者数が桁違いに多くなり死者は第8波が最多になった。
インフルエンザより感染力強く、より多くの人が死亡する恐れがある。
ゼロコロナは不可能で、対処方法はワクチンと治療薬で。
新型コロナがあることを前提に社会を動かす方向に。
・今後どうなっていくのか。
次の第9波は第8波(感染者1,000万人)より多くなる恐れがあると専門家が予測している。
理由として、
感染対策の緩和、感染経験者の割合が3~4割程度(イギリスでは8割超)と少ない、ワクチン効果が徐々に低下、高齢化率が高いなどが上げられている。
・私達はどう対応していくべきか。
若く健康な人は風邪と同じだが、高齢者や基礎疾患ある人は重症化しやすい。
咳や会話時の飛沫で広がり、3密の場所で感染しやすい。
手洗い、消毒、マスク着用、換気、距離をとる、ワクチン接種、体調悪い時は休むなどは引き続き対策が必要だ。
感染増加局面では対策を強める必要がある。
感染拡大時の病床確保、変異ウィルス監視体制維持、後遺症の診療体制が求められる。
WHOは先日、緊急事態宣言を解除したが、世界では直近の週でも感染者3人に1人が死亡している。
危機感は引き続き持ち続ける必要がある。
(写真)
令和3年12月以来久しぶりに、石川県庁19階ロビーコンサート(第201回)を観賞。
七尾市文化協会(俊友会合唱団・七尾吹奏楽団)の演奏でした。
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