2023/09/25
「認知機能検査」<590>
優良(ゴールド)・一般(軽微な違反1回)の運転免許の有効期間は、70歳未満が5年、70歳は4年、71歳以上は3年となっている。
新規取得者、初回更新者、違反運転者は3年。
70歳以上の運転免許証更新
者は高齢者講習を受けなければならない。
そのうち75歳以上は認知機能検査の受検も必要になる。
検査結果が35点以下の「認知症のおそれあり」と判断されると医師診断書の提出が必要で、認知症と診断されると免許更新ができなくなる。
また、75歳以上で過去3年間に一定の違反歴のある者は運転技能検査の受検が義務付けられ、合格しなければ更新できない。
私は22日に更新の認知機能検査を大徳自動車学校で受検した。
検査時間は30分。
・手がかり再生検査
16枚のイラスト(4種類ある)を見せられて記憶し、介入問題の後に記憶したイラストを回答する。
ユーチューブに解説があるので事前に勉強しておけば合格すると思う。
私も4種類×16枚=64枚のイラストを事前に記憶しておいた。
・時間の見当識
検査時における年月日、曜日、時間を回答。
高齢者講習(1時間)では講義と動体・夜間視力検査もある。
高齢者は動体・夜間視力は通常の3分の1に落ちるようだ。
夜間は速度を落とすことが肝心だ。
運転免許には自主返納制度があり、加齢に伴う身体機能の低下などで運転の継続を諦めたときに運転免許センターに届け出る。
2022年、日本の平均年齢は、なんと48.6歳でモナコ55.4歳に次いで世界第2位。
ドイツは47.8歳で3位。
日本の人口は世界で11番目に多いものの、人口増加率は最下位となっている。
少子化と高齢化の日本にあって、高齢者運転のあり方を考える必要がありそうだ。
(写真)
1、総務省の人口推計、10人に1人が80歳以上。
2、北陸初の日本シニアオープンゴルフ選手権が能登カントリークラブで開催。
16日~17日に観戦する。
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