2024/06/05
「映画▪不撓不屈を観賞」<615>
6/3、ホテル金沢でTKC北陸たけし会が主催した「不撓不屈」の映画を18年ぶりに再観賞し感涙する。
滝田栄と松坂慶子の夫婦役演技が素晴らしい。
この映画はTKC全国会を創設した飯塚毅初代会長の1963年に勃発した「飯塚事件」をもとに2006年に映画化されたものである。
私が税理士事務所を開業して31年目(63歳)に観賞しているが、18年経過して感動が生々しく甦った。
人間に信念がいかに大切かを思い知らされる映画だ。
懇親会で冒頭指名されたので、飯塚毅初代会長の思い出をお話しした。
まず、映画にも出てくる長男の飯塚真玄(まさはる)氏とは私と誕生日が11日違う同年で、会うたびに声をかけていただいている。
以前、金沢に来られた秋季大学の挨拶の中で、私と長男岳二(実行委員長だったか)を引き合いに出していただき光栄でした。
お互い、同じ時代を生きて気脈が通じる思いです。
映画をあらためて見て、真玄氏も飯塚事件でご苦労されたんだなと思い知らされました。
飯塚毅初代会長との思い出は、1982年10月(41年前)にTKC北陸会が近畿会から分離独立したときに司会を仰せつかったが、そのときにご指導いただいたお言葉である。
当時、TKC出版部の高橋社長から促されて投稿し記念誌「激流に遡る」に掲載されています。
表題は「動中の禅は、静中の禅に優る」で、意味合いは「静かに座禅を組むのも良いが、社会貢献や生活の動きの中で瞑想する方が優るんだよ」
参加者の皆さんと一緒に、信念の凄さについて考えたひとときでした。
(写真)
案内書、映画あらまし、参加者、たけし会会長の能登宏和先生と。
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