2024/10/25
「日韓友好税理士連盟で韓国へ」<629>
韓日税務士親善連盟との交流合同会議には2008年10月に初参加してから今回で7回目となる。
6回目は2018年だから新型コロナウイルス禍のため6年ぶり。
10月18日昼、金浦空港に着いたが入国までに1時間かかる。
午後、ソウル中部税務署とソウル地方国税庁を訪問した後、韓日税務士親善連盟(本年、協會が連盟に変更された)との交流合同会議に参加。
日本からは鈴木雅博会長はじめ日韓連会員32名と有志10名の合計42名が出席した。
韓日連からは45名。
ご来賓として、在大韓民国日本大使館参事官安藤浩和氏、日本国国税庁事務官石丸宏美氏、韓国税務士会会長丘在二氏、ソウル地方税務士会長李鍾鐸氏、AOTCA韓国親善連盟会長白創善氏
交歓研修会では、日韓連常務理事の沈植(韓国名)先生が「日韓両国における相続税及び日本の贈与税」と題して研究発表された。
その後、和気あいあいの懇親宴会があった。
席上、2016年11月に金沢をご案内した元駐日本国大韓民国大使館参事官の崔仁洵(チェインスン)氏に出会う。
今は加賢税務法人の代表税務士とソウル税務士会副会長を任ぜられている。
私は2014年3月に大韓民国国税庁長から感謝碑を受賞したが、大韓民国国税当局との出会いは北陸税理士会発足50周年の記念事業として2006年4月に会員約80名で韓国・中国の税務業界と交流を深め、その年10月の式典では韓国税務士会の役員6氏にご出席いただき「三税理士会共同宣言」を交わした。
宣言は日・韓・中の税理士が東アジアの発展に貢献し、それぞれの国の税制基盤をより強固にすることを誓った。
韓国の税務署訪問で電子申告普及率が日本は1%未満なのに韓国は90%超と知り、会員一同驚いたことを覚えている。
交流会の後、経済発展が目覚ましく多車線高速道路が10キロ近く渋滞しているのを目の当たりにし、観光名所巡りと松茸や韓国料理をいただき、最後に、現職のユン・ソンニョル大統領が初めて一般公開した青瓦台大統領府を見学して21日帰途に着いた。
日韓連創立から30年、これからも日韓両連盟のさらなるご発展を祈念しております。
(写真)
1、ソウル中部税務署を訪問
2、交流合同会議
3、青瓦台にて
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