2025/02/25
「喜多ハウジング創業55周年記念パーティー」<641>
2/25、金沢日航ホテルで開催の標記式典に出席した。
喜多計世取締役相談役(創業者)に久しぶりにお会いする。
喜多さんは80歳になられ歳は2歳年下だが事業経験では5年先輩である。
1983年12月に当時加入していた金沢伏見ライオンズクラブを一緒に退会し、その後に税務顧問の契約をいただいたから40年を超えるお付き合いだ。
式典でのご挨拶に感銘を受けた。
・小学生の頃から父親に「農家(白山市平木)の長男だが、人生一回限り、自分のやりたい事をやりなさい」と言われていた。
白山市平木は私の4代前当主木村吉左衛門も平木出身、ご縁を感じる。
・1970年、25歳のときに喜多室内装飾店を開業。
・5年目標を立てすべて達成。
1.石川県インテリア協同組合で一番になることを目標にし、2年半で達成。
2.社屋建築。
3.取引先に対し値引しない。
100%振り込みする。
4.手形を切らない。
5.乗用車に乗らない(贅沢しない)。
・取引先の方々にはさんづけで呼び、お中元お歳暮は禁止。
・1974年、ドイツフランクフルトのインテリア国際見本市を見学し、増改築インテリアを目指す。
・1979年、下請を脱却し喜多ハウジングに改称し住宅リフォーム事業に特化。
・21世紀は女性の時代と感じ住宅リフォームコーディネイターに女性を起用する。
光が丘でアンケートしニーズを知る。
売るから売れる時代に。
・独自化経営、使命感経営、年輪経営。
・40歳代 発展志向
50代 後継者育成
60歳 地域貢献
65歳 西谷氏が社長、喜多氏会長に
70歳 代表権を返上
75歳 長男の喜多数弥氏を会長に
80歳 余生へ
・49(自分):51(相手)の人間関係。
お客に迎合しない。
全国リフォームコンクールで40年連続受賞されリフォーム業界のトップを維持されている。
喜多計世創業者の経営哲学と不断の研究成果である。
私が創設した「STLOWS倶楽部」の第5代会長に1985年就任していただいた。
経営には理念と信念が不可欠であることを、身を持って体現されたことに深く敬意を表します。
(写真)
1.喜多ハウジング55周年記念パーティーで喜多計世相談役のご挨拶。
2.参加者へのメッセージと「我社が何故住宅リフォームに特化するのか」の文書など。
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